猫ブリーダーコラム

猫の寝床はどこに設置すれば良い?猫が安心する寝床の種類や場所

猫の寝床はどこに設置するのが理想的なのでしょうか。また、どのような寝床を準備すると猫は安心できるのか、猫が本当に安心して、リラックスした毎日をおくることができる寝床についてご紹介しています。快適な猫の生活のために是非参考にしてみてください。

 

1.猫の快適な寝床って?寝床は必要なの?

猫用の寝床、つまりベッドなどというのは、猫に安心感を与えるうえで欠かせません。猫が安心できるスペースを準備してあげたいと思った場合、ベッドをまず思い浮かべる方が多いでしょう。

 

ただ、気に入って使ってもらうにはその猫の性格、種類を考慮したうえでベッドを選んでいく必要があります。

 

1-1.そもそも猫用ベッドはどうして必要なのか

猫用ベッドが必要な理由は大きく分けると2つです。まずは猫の生態を考えてみましょう。

 

猫は、身体をどこかにくっつけたり、身体にフィットしたりといった狭い場所を好みます。身体がすっぽりと入るような狭く暗い場所に入ることで、安心して過ごすことができるのです。狭く身体がフィットする場所というのは、外敵から見つかりにくいと同時に、攻撃されにくいからです。

 

また、猫は縄張りをとても大切に考えていますので、自分の匂いがする場所を大切にします。自分の匂いの感じられる場所であれば安心して過ごせる、という本能があるからです。安心できる場所が一つあるだけで、不安に感じるようなことがあってもすぐにそこに駆け込めばパニックになりません。

 

1-2.そもそも寝床って必要なの?

猫はいつもどこでも好きなように寝ていると思われがちですので、寝床など必要ないのではないかと思うかもしれません。しかし猫の眠りというのは実はとても浅い眠りで、常にウトウトしているような状態なのです。

 

熟睡してしまうと万が一外敵に襲われた時にすぐに動くことができないからです。つまり寝ている時にも警戒を怠らないため熟睡できていないのです。そのため、熟睡できる場所を確保してあげるのはとても大切になります。

 

2.猫の寝床の種類は?

猫の寝床には色々な種類があります。ドーム型、オープン型、ソファ型にハンモック型です。これらの種類にはそれぞれ特徴があり、猫との相性も全く違うものですのでまずは理解をしておく必要があります。

 

それではドーム型、オープン型、ソファ型、ハンモック型のやつの種類にはどのような違いがあるのかをご紹介していきます。

 

2-1.ドーム型

ドーム型というのはその名の通りドーム状になっており、猫がすっぽり体をそんな中に入れることができるようになっています。素材はもちろん形状も様々なものがあり、体のサイズが大きな猫には大きなドーム型のものを、小さなサイズの猫には小さなサイズのものを選んであげると体がフィットするのでおすすめです。

 

2-2.オープン型

オープン型ベッドはドーム型よりもより広々と使用できるのが特徴です。座布団のように縁がないものもあれば、顎を乗せる縁がついているものもありますので猫が普段どのような姿勢で寝ているのかなどを観察しておくと選びやすいです。

 

ドーム型に比べると体にフィットはしないものの、狭い場所よりもソファの上など視野が広くなる場所が好む猫に適しています。

 

2-3.ソファ型

ソファ型というのはドーム型やオープン型に比べてさらに広く使用することができ、クッション性能が高いためとても居心地が良い寝床になります。折りたたみ式タイプもあれば、2段式になっているものなど様々なものがありますので誰か居場所が好きな猫にはオープン型よりもソファ型がオススメです。

 

2-4.ハンモック型

ハンモック型は遊びにも使うことができ、省スペースでしっかりと猫の寝床を確保することができるため人気があります。見た目もおしゃれなものが増えており、インテリアの一部として猫の寝床を設置したい方に最適です。

 

3.猫の寝床を決めたら設置場所を考える

猫の寝床を準備したら次は設置する場所を必ず決めておいてください。ソファ型の場合には難しいかもしれませんが、オープン型の場合には設置できる場所の選択肢も広がります。

 

棚の上や椅子の上など少し高い位置に置くと猫は安心して使うことができます。

 

3-1.暖かい場所

冬場などは特に暖かい場所に寝床を設置してあげるようにしてください。例えばこたつの中、ファンヒーターの近く、そしてエアコンを常に付けているのであれば天井に近い場所に寝床を設置してあげると暖気が溜まっているのでポカポカ温まりやすいです。

 

3-2.飼い主の近くに設置する

猫はあまり飼い主にベタベタしないと思われがちですが、なついている猫は常に飼い主の隣にいたいと思うものです。きるだけ飼い主のそばに設置してあげてください。

 

ただ飼い主にベタベタするのではなく、自分の時間を大切にするタイプの猫の場合にはそこまで意識する必要はありません。

 

4.まとめ

猫の寝床というのは猫が1日のうちに長い時間を過ごす場所になりますので、できるだけ性格や習性といったものを考慮した上で選んであげてください。その猫にあった寝床を準備することでストレスを軽減して、より幸せな生活を送らせてあげることができます。

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