猫ブリーダーコラム

猫をブリーダーから買うメリットや注意点は?ペットショップとも比較

猫をブリーダーから買うのは、注意点もありますがより大きなメリットがあります。ブリーダーは猫の飼育や繁殖のプロですから、ペットショップよりアドバイスの質が高いのは魅力です。飼いたい猫の品種が決まっているなら、ブリーダーの方が目的の猫を見つけやすいと言えます。ぜひブリーダーを介して、お気に入りの猫を見つけてください。

1.猫をブリーダーから買うメリットは?

猫をこれから飼う方なら、お気に入りの猫を見つけたい方が多いでしょう。そんなときにおすすめなのが、ブリーダーから直接買う方法です。ブリーダーはペットショップの店員とは違い、猫の飼育の専門家です。

直接買うことで得られるメリットは大きく、お気に入りの猫が見つかる確率が高くなります。

1-1.料金が安い

ブリーダーが育てた猫は、成長するとペットショップやせり市などに出されます。その中でもペットショップなどを経由すると中間マージンが発生し、売却料金が高くなります。ブリーダーから購入すれば、直販価格で手に入るのは大きなメリットです。

血統書付きの猫はそれなりの値段ですが、それでもブリーダーから買った方が安く手に入るでしょう。

1-2.猫に社会性がある

猫は集団生活の中で、人間と同じように社会性を身につけます。社会性を身につけるには、生後2~3か月の期間が重要です。その期間内に親猫や兄弟猫と育った猫は社会性が身につくので、心身ともに健康な子猫が育つともいわれます。

社会性がない猫は攻撃的な性格になりやすいので、より人懐っこい子猫を飼いたいなら、ブリーダーから買うのがおすすめです。

1-3.心身ともに健康な猫がいる

よいブリーダーは外見だけでなく、猫の内面も大切にします。具体的には健康状態や遺伝的疾患がないかを確認します。心身ともに健康な猫を育てるためには、衛生環境を整える、遺伝子検査を行うなども必要です。

それぞれの猫の性格もわかるので、新しい飼い主に有益な情報を与えてくれるでしょう。

1-4.血統書付きの猫も存在

血統書付きの猫を手に入れたい場合も、ブリーダーから買うのがおすすめです。ブリーダーの元には親がはっきりした血統書付きの猫が多数います。よいブリーダーは適切な管理の元、遺伝的疾患がない子猫が生まれるように配慮します。

キャットショーで人気の品種など、優れた遺伝子を持つ猫が欲しいならブリーダーからの購入がおすすめです。

1-5.猫の飼育環境がわかる

猫を買うときには、その猫が育った環境を知ることも大切です。育った環境によって性格も違いますし、すんなり自分の家になじんでくれるかも決まるからです。実際に飼育環境を見れば、自宅での飼い方の参考にもなるでしょう。

1-6.プロだから安心

ブリーダーは、猫の飼育と繁殖のプロフェッショナルです。猫の飼育で問題が起きたときなど、しっかりアドバイスしてくれます。ペットショップのアフターフォローよりも、実際に飼育したことのあるブリーダーの方が的確なアドバイスが可能です。

2.猫をブリーダーから買う注意点は?

猫をブリーダーから買うとメリットは大きいですが、注意点もいくつか存在します。ただ注意点はわずかなので、猫を買うならブリーダーからがおすすめです。

2-1.見学が大変

ブリーダーから猫を買う注意点は、気楽に見学ができない点です。事前に予約が必要なことが多く、近くにブリーダーがいない可能性もあります。気軽に見学ができないのは注意点でしょう。

2-2.猫種の選択肢が少ない可能性も

ブリーダーは、大手のペットショップに比べると猫の種類が少な目です。ブリーダーの規模にもよりますが、たいてい1~2種類の猫しかいません。飼いたい猫の種類が決まっているのであれば、血統書付きの猫が見つかる可能性は高くなります。

2-3.ブリーダーとの相性も影響

ブリーダーは個人経営が多いので、猫に対するこだわりを持っています。購入者がペットとして飼いたくても、中にはキャットショーを目指す猫を売りたいと考える場合があります。ブリーダーとの相性が悪いと、お気に入りの猫が見つからないのは注意点です。

3.ペットショップと比較

ペットショップは気楽に見学できるのが最大のメリットですが、注意点もいくつかあります。ペットショップとブリーダーを比較するなら、メリットだけでなく注意点も確認しましょう。

3-1.ペットショップで買うメリットは?

ペットショップで猫を買うメリットは「身近にショップがあって見学が簡単」「ペット保険などのサポートが受けられる」「ペットが人馴れしている」「ペットフードなどが買いやすい」などがあります。

とくに、飼うのに必要なフードやケージなどがすぐに揃うのはメリットでしょう。首輪やおもちゃなど、ペットの道具を揃えられる点がブリーダーとは違います。

3-2.ペットショップには注意点も

メリットも多いペットショップですが、注意点には「ブリーダーと直接会えない」「親猫を知ることができない」「好みの品種が見つからない」などがあります。ペットショップの一番の注意点は、猫にとって大事な時期もケージの中にいるので、飼育環境が悪いことです。

社会性がない猫は気難しくなることも多く、人馴れした猫を買うなら、ブリーダーから購入する方がいいしょう。

4.ブリーダーとのやり取りで気をつけたいこと

ブリーダーとのやり取りは、初心者は少なからず緊張するかも知れません。ブリーダーとのやり取りは、注意点さえ守ればスムーズに猫が買えます。気をつけたい点は「見学の際にドタキャンしないこと」「短期間に複数のブリーダーを回らない」「許可なく猫に触らない」などです。

ブリーダーとのやり取りは実際の人間とのやり取りでもあります。相手に失礼のないように、社会的なルールは遵守しましょう。

5.まとめ

猫をブリーダーから買うときのメリットや注意点、ペットショップとの比較など、疑問が少しでも解消されれば幸いです。ブリーダーは猫のプロフェッショナルですから、飼育環境などペットショップより優れています。悪質なブリーダーも中にはいますが、よいブリーダーに出会えれば、お気に入りの猫がきっと見つかるでしょう。総体的に、ブリーダーから猫をお迎えすることはメリットのほうが多いといえるのです。

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