2匹目以降の猫を飼いたい方必見！注意点や準備を解説！

現在猫を飼っている方の中で「もう1匹猫を飼いたいけど無理なく飼えるか心配」という方や、「2匹目以降何を準備すればよいかわからない」という方も多いと思います。

今回はそのような方に向けて、2匹目以降の猫を迎え入れる際に必要な事前準備と注意点についてご紹介します。

1.多頭飼いをする際に必用な準備

複数の可愛い猫に囲まれる空間で過ごすことにあこがれをもつ方も多いと思いますが、必要な準備を何もせずに2匹目を飼うことはおすすめできません。

事前の準備ができていないために猫がストレスを感じてしまい、病気等を発症してしまうリスクや、飼育する準備ができていないために猫を育てるのが難しくなってしまう可能性があるからです。

せっかく家族になった猫とお別れすることや悲しい結末を迎えるような事態は避けたいものです。

1-1.複数の猫が暮らせるスペースを確保する

猫は自由に動き回る動物なため窮屈な環境だとストレスを感じてしまいますし、狭い空間で動き回られると飼い主側も家の中を移動する際に、常に気を張りながら生活しなくてはいけないためストレスがたまります。

そのため猫を多頭飼いする際は十分なスペースが必要になるのですが、広さだけでなく高低差も無いと猫はストレスを感じてしまうのでキャットタワー等の準備も必要です。

キャットタワーやおもちゃを置いたうえで、猫も飼い主もストレスなく生活できるスペースを準備する必要があります。

1-2.飼育資金

生き物を飼育する場合さまざまなコストがかかります。トイレや食器やおもちゃも猫の数分準備しなくてはいけないため初期投資も必要ですし、餌やトイレ用品等のランニングコストも発生します。怪我や病気等突然の出費が発生することもあるため、それに備えての貯金も必要です。

生き物ですので病院に連れて行かなければいけない場面は必ず発生しますし、お金が無くて病院に連れて行けず最悪の事態を迎えるなんてことは避けなくてはいけません。生き物を育てるにはお金がかかることを理解して事前に準備をしておきましょう。

2.2匹目を飼う際に注意しなくてはいけない点

2匹目を飼うということは、当然ですがすでに一緒に暮らしている1匹目の猫がいます。2匹目を飼うのであれば先に住んでいる猫について注意しなくてはいけない点や、飼育に必用な道具等も1匹だけで飼っている時と変わってきます。

2-1.先住猫の健康状態をチェックする

2匹目を家に迎え入れる際はすでに家にいる猫の健康状態をチェックする必要があります。

気づいていないだけで感染症や寄生虫等の問題を抱えている可能性があり、知らずに2匹目の猫を迎え入れてしまうと病気を移してしまう可能性があるからです。

2匹目を迎え入れる前に先住猫の健康上体を確認し、必要があれば治療しなくてはいけませんし、治療が難しければ隔離して2匹を育てる必要があります。

2-2.道具等は猫の数分用意する

トイレや食事用の食器は猫の数分用意する必要があります。

まずトイレについてですが、自分以外の猫が使った汚いところで排泄が出来ない猫もいるため、共用のトイレにしてしまうとトイレで排泄が出来ず、決まった場所で排泄を行わない可能性が出てきます。そのためトイレは猫の数分用意するのが好ましいのですが、トイレを共用にする場合は、こまめに掃除をして清潔な場所というイメージを与える等の工夫と手間が必要です。

食事に関してもみんな同じものを挙げるのではなく、それぞれの猫に合ったものを与えるべきため食器も猫の数分必要になります。

年齢や体重などそれぞれ違うのでそれぞれに合わせた食事を与え無くてはいけないため、猫によって食事の量も種類も変化してきます。

同じ食器にまとめて食事を入れて猫に与えてしまうと猫毎に食事の種類を変えたり、量を分けたりすることが難しくなってしまいますし、喧嘩の原因にもなりますので食器も猫の数分用意するようにしましょう。

2-3.食事のタイミング

食事のタイミングは2匹同じタイミングでも問題はありませんが、最初から2匹を同じ場所で食事させようとすると警戒して食べない場合があります。

はじめは離れた位置で食事をさせて徐々に距離をつめてあげると、同じ場所で食べるようになる可能性がありますので、時間をかけてなじませてあげましょう。同じ場所で猫同士が一緒に食事している光景はとてもかわいいため憧れますが、同じ場所で食べると他の猫の餌を奪ったり、喧嘩をしたりする可能性があるので注意が必要です。

とくに処方食を食べている猫や食べすぎに注意が必要な猫は、他の猫の餌を食べると問題があるため、同じ場所で食事をさせるのは注意が必要になってしまいます。

一緒に食事をさせても問題はありませんが、トラブルが起こる可能性はあるということを念頭に置いて工夫や対処をする必要があります。